美味しい!と思われる塩味の濃度
2020/07/03
カレーを作る上で一番神経を使うのが、
塩味を決める瞬間です。
当たり前ですが、塩辛くても、薄くてもだめ。
美味しく感じる塩の濃度というのは、
大体0.9 ~1.1%と決まっています。
これは人間の血液と同じくらいの濃度となっていて、
体の仕組み的にそう感じる様になっているのです。
また、塩味のもう一つの大切な要素が温度。
同じ濃度でも、熱い時に食べると薄く感じ、
冷たい時に食べると濃く感じます。
調理中に味見をする時の温度と、
提供後の温度は違うので経験的な予測が必要になります。
また、塩味は旨味や香りとも大きく相関性があり、
塩味が薄いと、旨味を感じにくく、逆も然り。
つまり、塩味がバチン!と決まると、
塩味も旨味も最大化され美味い!と感じるワケなんです。
4人前を作ったとしても、40人前を作ったとしても、
変わらない美味しさを安定して提供するというのは、
飲食を提供する事において当たり前に大切な事ですが、
非常に難しく技術がいる事なのです。
塩味を決める瞬間です。
当たり前ですが、塩辛くても、薄くてもだめ。
美味しく感じる塩の濃度というのは、
大体0.9 ~1.1%と決まっています。
これは人間の血液と同じくらいの濃度となっていて、
体の仕組み的にそう感じる様になっているのです。
また、塩味のもう一つの大切な要素が温度。
同じ濃度でも、熱い時に食べると薄く感じ、
冷たい時に食べると濃く感じます。
調理中に味見をする時の温度と、
提供後の温度は違うので経験的な予測が必要になります。
また、塩味は旨味や香りとも大きく相関性があり、
塩味が薄いと、旨味を感じにくく、逆も然り。
つまり、塩味がバチン!と決まると、
塩味も旨味も最大化され美味い!と感じるワケなんです。
4人前を作ったとしても、40人前を作ったとしても、
変わらない美味しさを安定して提供するというのは、
飲食を提供する事において当たり前に大切な事ですが、
非常に難しく技術がいる事なのです。